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女性もM字ハゲになる?

向かい合って人と話すときは、相手の目、前髪や額が目に入りやすいです。M字ハゲは、女性にとって見た目に大きな影響を及ぼすことから深刻な悩みです。

部分的な脱毛症は男性に多い症状ですが、女性も発症するケースがあります。このコラムではM字ハゲの原因や改善の方法をご紹介します。

女性でもM字ハゲで悩む人が以外と多い?

M字ハゲは男性だけの悩みではなく、多くの女性もM字ハゲの症状で悩んでいます。症状がある女性の悩みとはどんなものなのでしょうか。

  • おでこを出すヘアスタイルはできない。
  • 前髪がうまくまとまらない
  • 汗などで前髪が濡れると薄いことがばれやすい
  • 背が自分より高い人の近くにいると、頭部を見られやすい状態なので不安になる

M字ハゲの症状があると、ヘアスタイルや前髪の整え方などで悩むケースが見受けられます。ヘアスタイルが決まらなかったり、好きなヘアスタイルができないのは残念ですよね。M字ハゲの治療は可能なのでしょうか。

女性のM字ハゲは治せる?

M字ハゲの治療ができれば、相手と向かい合うときの視線も気にならなくなりますし、前髪をアップしたヘアスタイルも楽しむことができます。しかし、「M字ハゲは治せるの?」と疑問に感じている方のために、女性のM字ハゲの治療について解説していきます。

男性に比べると改善しやすい傾向

脱毛症の原因は男女で異なるため、男性に比べ、女性のM字ハゲは治りやすい傾向があります。男性のM字ハゲや脱毛症は、男性ホルモンの影響が大きく、男性には男性ホルモンが多く存在するため、原因を抑制するのが困難なため、治りにくいことが特徴です。

女性の脱毛症やM字ハゲの主な原因は、ストレスや栄養不足や乱れた生活習慣などが考えられます。男性ホルモンは女性にも存在しますが、女性ホルモンの働きによって、抜け毛に及ぼす影響は少ないのです。

このことから、生活習慣の見直しにより女性は男性と比べると、M字ハゲの治療がしやすいと考えられます。

天性的な場合の治療は困難
生活習慣などが原因でM字ハゲの症状がでる場合と、生まれつきの場合があります。もともと髪が薄い部分に新しく髪の毛が生える可能性は低いため、天性的なM字ハゲの場合は治療が困難になります。しかし、対策をとることで症状を進行を抑えることはできます。天性的なものでも、何もしないよりは、ケアに取り組み悪化させないようにしましょう。
進行を遅らせることは可能?
生まれつきな人と同じように、遺伝子によってM字ハゲに悩む女性もいます。M字ハゲの方が親戚にいて、遺伝かもしれないと感じたことがあるのではないでしょうか。遺伝なら仕方が無いと思ってしまいがちですが、対策をとることで進行を遅らせることもできます。M字ハゲ対策もご紹介しますので、それを参考にケアを行い進行を止めましょう。

M字ハゲの原因とは?

男性の薄毛やM字ハゲの原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が関係しています。女性はDHTの影響によりM字ハゲになることはあまりないでしょう。では、なぜ女性が後天的にM字ハゲになっていまうのか。その考えられる原因をご紹介します。

ストレス
M字ハゲの原因としてストレスが挙げられます。副交感神経と交感神経のバランスが崩れて、血管が収縮してしまい、髪の毛を育てる必要な栄養素が運ばれなくなってしまいます。 ストレスを長く溜め込んでしまうと、食欲不振や睡眠不足につながり、薄毛が悪化してしまう可能性が高くなります。
過度な喫煙や飲酒
お酒は適量であれば、血行の促進に期待できますが、飲み過ぎるとアルコールを体内で分解する際に、健康な髪の毛を育てるために必要な栄養素を大量に消費してしまいます。喫煙によって毛細血管が縮小させるので、頭皮の血行が悪化します。過度な飲酒や喫煙の習慣はM字ハゲを悪化させる可能性があるため、できるだけ控えましょう。
睡眠不足
育児や仕事で忙しく、趣味の時間も大切にしたいと思い睡眠時間を削っていませんか。睡眠中は、頭皮や髪の毛のダメージを修復し、髪の毛を健康に育てる成長ホルモンが分泌されます。そのため、睡眠時間が不足している状態が続くと、M字ハゲの原因となる可能性があります。長い睡眠時間を確保することが難しい場合は、短時間で良質な睡眠をとれるよう工夫しましょう。
血行不良
血液から栄養が運ばれて、髪の毛は成長しています。血流が滞るとM字ハゲが悪化する可能性があります。血行不良は、飲酒や喫煙などほかにも様々な原因でおこるため生活習慣を全体的に見直すことで改善できます。
食生活の乱れ
食事によって摂取した栄養素で髪の毛は作られます。頭皮環境を整えるための栄養や、髪の毛の原料となる栄養も食事から摂るため、偏食などで食生活が乱れていたり、油っぽい食事のとりすぎや過度なダイエットには注意が必要です。
紫外線の影響
女性の多くは肌への紫外線の影響は気にされますが、髪や頭皮までの影響を気にする方は多くないようです。頭頂部は紫外線にさらされやすい箇所で、髪や頭皮が紫外線によるダメージを受けるとM字ハゲが悪化してしまうことも考えられます。紫外線による光老化によって、頭皮が固くなり血行が悪化する可能性もあります。
偏ったヘアスタイル
いつも強く引っ張て結ぶヘアスタイルや、分け目を変えていないとM字ハゲが悪化することがあります。M字ハゲを気にして、いつも同じヘアスタイルで過ごしていると、頭皮にダメージを受けて髪の毛が抜けやすくなり薄毛の状態が悪化する可能性があります。
誤ったヘアケア
ブローやシャンプーなど、ヘアケア方法を誤っていると、M字ハゲが悪化してしまう可能性があります。シャンプーをし過ぎて頭皮や髪に刺激を与えたり、髪の毛や頭皮を濡れたままにしておくと頭皮環境が悪化してしまいます。毎日行うヘアケアが間違えていると、ダメージが蓄積されてしまいます。ヘアケアが間違えてないか、見直してみることが必要です。

M字ハゲのセルフチェック方法

「もしかしたらM字ハゲかも?」と気になる方や、ずっと悩んでいる女性もいるのではないでしょうか。M字ハゲを自分で確認する方法をご紹介してますので、セルフチェックで髪の毛の状態を確認してみてください。

セルフチェック方法

鏡で確認しながら、前髪を挙げて剃り込み部分のおでこの広さを確認してください。目を見開いて眉毛を挙げたとき、シワができる部分がおでこです。シワができない部分は頭皮と考えます。

頭皮とおでこの間が指2〜3本分ある場合は、M字ハゲかもしれません。

多少時間がかかっても良い場合は、おでこの生え際の写真を数日ごとに撮影し、比較する方法もあります。写真で記録をすることで、どのように変化が起きているのか確認しやすくなります。

女性のM字ハゲ対策と治療

男性に比べ、女性のM字ハゲは治りやすい傾向があると説明しましたが、治療法はどのようなものなのでしょうか。女性がM字ハゲを改善するための治療法や対策方法を紹介します。是非、参考にケアをしてみてください。

対策1 育毛剤の使用

育毛剤の使用は、薄毛やM字ハゲの治療法として最も浮かびやすいのではないでしょか。育毛剤で太くコシのある髪を育て、M字ハゲの解消を目指します。

女性が使用できない育毛成分もあるため、女性用の育毛剤を使用しましょう。市販の育毛剤か、クリニックで処方してもらう方法があります。

育毛剤を使っていれば髪の毛が生えてくるというものでもなく、あくまでも髪の毛を育てるための土台作りの効果があるので、生活習慣などを見直しながら並行して使用しましょう。

対策2 ストレスをためない

ストレスは体や髪の毛にさまざまな影響を及ぼします。適度にストレスを発散させておき、なるべくストレスをためないようにしましょう、

例えば、公園などで散歩する、友だちと会話する、カラオケに行くなどがあります。また、適度な運動や頭皮マッサージ、入浴などはストレスを緩和させる効果が期待できます。

健康な髪の毛を育てるために、有効な方法ですので生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

対策3 睡眠をとる

頭皮や髪の毛のダメージを修復し、新しい髪の毛を育てるための成長ホルモンは入眠してから3時間以内に分泌されると考えられます。そのため、最低でも4時間の睡眠は確保することが望ましいです。

どうしても、睡眠時間が取れない場合は睡眠の質を上げる工夫をしてみましょう。眠りにつく3時間前に食事を済ませ、睡眠中は胃腸を休める状態にするのが理想です。寝る直前のパソコンやスマートフォンの利用も控え、眠りに入りやすい体の状態を作るためにハーブティーやホットミルクなどを飲んで気持ちをリラックスさせると良いでしょう。

対策4 食生活の見直し

食生活の見直しは、健康な髪の毛を育てることには大切です。多忙で食事を抜いたり、過度なダイエットや、外食やインスタント食品に偏った生活をしていないか見直してみましょう。

髪の毛にとって重要な栄養素は、たんぱく質、亜鉛などのミネラル類、ビタミン類などが挙げられます。これらを含む食事を意識して取り入れて栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

対策5 紫外線対策をする
日焼け止めを肌に塗るように、頭皮や髪の毛にも紫外線対策をしましょう。帽子や日傘、紫外線対策のスプレーなどもあります。帽子や日傘でおしゃれも楽しめます。
対策6 いろんなヘアスタイルにする
ヘアスタイルのバリエーションを増やしておしゃれにM字ハゲの対策をしましょう。前髪の薄毛のカバーしやすいヘアスタイルは、前髪を編み込むアレンジや、ヘアンピンなどの小物を使ったり、斜め前髪アレンジなどが挙げられます。ヘアアレンジを組み合わせることで、バリエーションも豊富になります。M字ハゲの対策だけではなく、ヘアスタイルのマンネリ化も防げます。
対策7 ヘアケア方法の見直し

ヘアケア方法を見直しましょう。特に、シャンプーは毎日行いますので、間違えてないか見直す必要があります。

まずは、たくさんのお湯で髪全体を洗います。この段階で、髪の毛についているほこりや軽い汚れを落とすことができます。

シャンプーを手に取って、きちんと泡立てから髪の毛に載せます。シャンプーを頭皮で泡立てるとダメージの原因になる可能性があります。

泡立てたシャンプーで、指の腹を使って頭皮を中心に洗います。襟足や耳の裏などはすすぎ残しができやすい部分です。たくさんのお湯ですすぎ残しがないようにしましょう。

全体を通して頭皮を洗うことを意識することで、清潔な頭皮環境をつくります。

ヘアケア商品を利用する注意点

男性用の育毛剤の中には、女性が使用すると危険な成分が含まれているものがあります。そのため、育毛剤を使用する際は必ず女性用に処方されたものを使用しましょう。

例えば、薄毛治療で有名なプロペシアは、女性の使用は禁止されています。特に、出産予定がある女性は胎児に影響がでる可能性があるため注意が必要です。

男性用の育毛剤は有効成分の濃度が高いからといって、女性は男性用の育毛剤の使用は控えましょう。自分に合った治療薬を使いたい場合は、専門クリニックへの相談がおすすめです。

早めに生え際のケアをしておこう

M字ハゲになると、人目を気にして外出をさけたり、おしゃれも楽しめなくなってしまい、気持ちまで落ち込んでしまいます。しかし、男性に比べ女性のM字ハゲは改善しやすい特徴がありますので、対策方法もたくさんあります。できることから少しずつ取り組んでM字ハゲの進行を抑えましょう。

セルフケアだけでは、心配な方は専門のクリニックに相談されることをおすすめします。専門医がいるクリニックでは患者様一人ひとりに合った治療を提案してくれます。

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女性薄毛は適正な診断を受けることが大切です。気になる項目が増えたら、一度お医者さんに相談することをご検討ください。

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診断結果

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女性薄毛は進行性の病気です。
悩んでいる間にも症状はどんどん進行するため、早めの対策が肝心です。
薄毛治療専門のお医者さんにご相談をすることをおすすめします。